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■2015年上半期文学賞受賞作品■

 

2月 第66回読売文学賞

1949年に第二次世界大戦後の文芸復興の一助として読売新聞社が制定した文学賞で、小説、戯曲(第46回より戯曲・シナリオ部門)、評論・伝記、詩歌俳句、研究・翻訳、随筆・紀行(第19回より)の6部門に分類し過去一年間に発表された作品を対象とし、以降年一回発表される。
【小説賞】  
水声 川上弘美 文藝春秋
 思い出すと、どこかで鳥が鳴いているような心地がする。あの、夏の夜の鳥が。死んだママの夢、時計の音、忘れえぬ人びと-。人生の最も謎めいた部分に迫る長編小説
 夜は終わらない  星野智幸  講談社
 男を惑わし、財産を巻き上げ、葬り去る玲緒奈には「死の直前、男に語らせる話の内容で命の長さが決まる」という不思議な掟があった。最期の気力を振り絞り話し続ける男たち。鬼気迫る物語の行方は…。
【随筆・紀行賞】
ベオグラード日誌 山崎佳代子 書肆山田
 こわされたもの、深い闇に沈むもの、幽かな光となって現れ生まれてくるもの…。ベオグラード在住の詩人が、2001年から12年間の暮らしを点描する。
 【評論・伝記賞】
ある文人学者の肖像 富士川義之 新書館
 「リルケ」「江戸後期の詩人たち」「菅茶山」などの名著で知られる文人学者・富士川英郎をめぐる評伝。時代とともに、游、英郎、義之と続く学者三代の系譜を描き出す。
 

3月 第49回吉川英治文学賞

財団法人・吉川英治国民文化振興会が主催し、講談社が後援する1980年から創設された文学賞。以降年一回発表されている。
平蔵狩り 逢坂剛 文藝春秋
 石川島人足寄場、オランダ渡りの禁制の薬…。火盗改・長谷川平蔵は、裏ではびこる悪事も決して見逃さない。鬼平ファンに捧ぐハードボイルド時代小説第2弾
  

3月 第36回吉川英治文学新人賞

財団法人・吉川英治国民文化振興会が主催し、講談社が後援する1980年から創設された文学賞の新人賞。以降年一回発表されている。
まるまるの毬 西條奈加 講談社
 親子三代で営む菓子舗「南星屋」。繁盛の理由は、ここでしか買えない日本全国、銘菓の数々。でもこの一家、実はある秘密を抱えていて…。思わず頬がおちる、読み味絶品の時代小説
  

4月 第41回川端康成文学賞

川端康成を記念して作られた文学賞。川端康成のノーベル文学賞賞金を基金とする財団法人川端康成記念会が主催している。本賞は、前年度の最も完成度の高い短編小説に贈られる。
レールの向こう 大城立裕 新潮」平成26年5月号掲載
 

4月 第35回横溝正史ミステリ大賞

横溝正史ミステリ大賞(よこみぞまさしみすてりたいしょう)は角川書店の設けた文学賞。探偵小説作家横溝正史に因み、1980年に創設された、ミステリ作家を発掘する賞。 若手・中堅のミステリ作家の登竜門として注目されている。
該当作なし
 

4月 第34回新田次郎文学賞

財団法人新田次郎記念会が主催する文学賞である。前年に発表された、歴史、現代にわたり、ノンフィクション文学、または自然界を材の取った作品(形式にはこだわらず)に対し、年一回発表されている。
ひみつの王国 尾崎真理子 新潮社
 菊池寛に編集を学び、太宰治に恋され、「プーさん」を訳し、「ノンちゃん」を生み出した児童文学の巨星・石井桃子。長時間におよぶインタビューと膨大な書簡をもとに、仕事、生活、戦争秘話など、101年の稀有な生涯を描く。
 

4月 第22回松本清張賞

財団法人日本文学振興会が主催する中短編の公募の文学賞。当初は「広義の推理小説又は、歴史・時代小説」を対象にしていたが、2003年からは「ジャンルを問わない、良質のエンターテインメント」を対象に広げた。以降年一回発表されている。
屋上のウインドノーツ 額賀澪 文藝春秋
 友達がひとりもいない県立高校へ入学した、引っ込み思案の少女・給前志音は、ワケありの部長・日向寺大志に誘われ、吹奏楽部に入部する。やがて厳しい練習の日々が始まって…。爽やかな風を感じる熱血部活小説
 

4月 第68回日本推理作家協会賞

日本推理作家協会賞は、毎年日本推理作家協会が授与する文学賞。 その年発表された推理小説の中で優れていたものに与えられる。 第1回(1948年)から第7回(1954年)までは探偵作家クラブ賞、第8回(1955年)から第15回(1962年)までは日本探偵作家クラブ賞、第16回(1963年)以降は日本推理作家協会賞と名前を変えて続いている。一度受賞した作家の再受賞は禁じられている。
【長編および連作短編集部門】  
土漠の花 月村了衛 幻冬舎
 ソマリアの国境付近。陸上自衛隊の野営地に、氏族間抗争で命を狙われる女性が駆け込んだ時、壮絶な撤退戦が始まる。なぜ激しく攻撃されるのか、自衛官は人を殺せるか? 男たちの絆と献身を描く。
イノセント・デイズ 早見和真 新潮社
 放火によって奪われたのは、元恋人の妻とまだ1歳の双子の命。確定死刑囚・田中幸乃の人生は「不運」と「悪意」が支配していた。なぜそんなことをしたのか? 彼女が犯した最大の罪とは?
 

5月 第15回本格ミステリ大賞

本格ミステリ大賞は、本格ミステリ作家クラブが主催する推理小説の文学賞。本格ミステリというジャンルの発展のため、年間の最優秀作品(小説部門・評論・研究部門)を表彰している。
さよなら神様 麻耶雄嵩 文藝春秋
 「犯人は〇〇だよ」 鈴木の情報は絶対に正しい。やつは神様なのだから-。衝撃的な展開でミステリー界を震撼させた神様探偵が復活
 

5月 第61回江戸川乱歩賞

1954年、江戸川乱歩の寄付を基金として、日本探偵作家クラブ(現在は日本推理作家協会)により、探偵小説を奨励するために制定された文学の賞。第3回以降は、長編小説を公募し、優秀作品に与えられることになった。現在では、推理作家への登竜門として知られている。
道徳の時間 呉勝浩  講談社より刊行予定
 

5月 第28回三島由紀夫賞

新潮社が主催する三島由紀夫を記念した文学賞。長年にわたり新潮社が主催した日本文学大賞が大衆文学を主とする山本周五郎賞と分離し、1988年に創設。略称は「三島賞」。対象は小説(特に純文学)・評論・詩歌・戯曲である。
私の恋人 上田岳弘 新潮社
 旧石器時代の洞窟で、ナチスの強制収容所で、東京のアパートで、私は想う。この旅の果てに待つ、私の恋人のことを-。時空をこえて生まれ変わる「私」の10万年越しの恋
 

5月 第28回山本周五郎賞

山本周五郎にちなみ、すぐれた物語性を有する小説に贈られる文学賞。主催: 新潮文芸振興会 後援: 新潮社。長年にわたり新潮社が主催した日本文学大賞が純文学を主とする三島由紀夫賞と分離して新たに創設された文学賞。前年4月から当年3月までの作品に対して5月に贈られる。以降年一回発表されている。
ナイルバーチの女子会 柚木麻子 文藝春秋
 ブログがきっかけで偶然出会った大手商社につとめる栄利子と専業主婦の翔子。互いによい友達になれそうと思ったふたりだったが、あることが原因でその関係は思いもよらぬ方向に…。
 
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