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■第158回芥川賞・直木賞■

芥川賞

芥川龍之介の名を記念して、直木賞と同時に昭和10年に制定された。各新聞・雑誌(同人雑誌を含む)に発表された純文学短編作品中最も優秀なるものに呈する賞(応募方式ではない)。主に無名もしくは新進作家が対象となる。
   
受賞作品 「百年泥(新潮2017年11月号)
作品紹介

 私はチェンナイ生活三か月半にして、百年に一度の洪水に遭遇した。橋の下に逆巻く川の流れの泥から百年の記憶が蘇る!
 かつて綴られなかった手紙、眺められなかった風景、聴かれなかった歌。話されなかったことば、濡れなかった雨、ふれられなかった唇が、百年泥だ。
 流れゆくのは――あったかもしれない人生、群れみだれる人びと……。

著者 石井 遊佳(いしい ゆうか)
著者紹介   大阪府枚方市生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科インド哲学仏教学博士課程満期退学。日本語教師。インド、タミルナードゥ州チェンナイ市在住。2017年「百年泥」で第49回新潮新人賞を受賞。
     
受賞作品 「おらおらでひとりいぐも」(文藝2017年冬号)
作品紹介  74歳、ひとり暮らしの桃子さん。おらの今は、こわいものなし―リズムあふれる文体で新しい「老いの境地」を描いた、第54回文藝賞受賞作。
著者 若竹 千佐子(わかたけ ちさこ)
著者紹介   1954年岩手県遠野市生まれ。岩手大学教育学部卒業。現在、主婦。2017年「おらおらでひとりいぐも」で第54回文藝賞を受賞しデビュー。
 
今回の芥川賞候補作品
石井 遊佳(いしい ゆうか) 「百年泥」(新潮2017年11月号 受賞!
木村 紅美(きむら くみ) 「雪子さんの足音」(群像2017年9月号 
前田 司郎(まえだ しろう) 「愛が挟み撃ち」(文學界2017年12月号
宮内 悠介(みやうち ゆうすけ) 「ディレイ・エフェクト」(たべるのがおそいvol.4
若竹 千佐子(わかたけ ちさこ) 「おらおらでひとりいぐも」(文藝2017年冬号) 受賞!
  

直木賞

直木三十五(なおき さんじゅうご)の名を記念して、芥川賞と同時に昭和10年に制定された。各新聞・雑誌(同人雑誌を含む)あるいは単行本として発表された短編および長編の大衆文芸作品中最も優秀なるものに呈する賞(応募方式ではない)。無名・新進・中堅作家が対象となる。
 
受賞作品 「銀河鉄道の父講談社)
作品紹介  岩手県をイーハトヴにし、銀河に鉄道を走らせた宮沢賢治。生涯夢を追い続けた賢治と、父でありすぎた父・政次郎との対立と慈愛の月日を、父の視点から描く。『小説現代』連載に、加筆、修正し単行本化。
著者 門井 慶喜 (かどい よしのぶ)
著者紹介
 1971年群馬県生まれ。同志社大学文学部卒業。「キッドナッパーズ」でオール讀物推理小説新人賞、「マジカル・ヒストリー・ツアー」で日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞。
  
今回の直木賞候補作品 
彩瀬 まる
(あやせ まる)
「くちなし」

文藝春秋)        
 別れた不倫相手の左腕と暮す「くちなし」、運命で結ばれた恋人に会うと体に花が咲く「花虫」など繊細に紡がれる傑作短編集。
伊吹 有喜
(いぶき ゆき)
彼方の友へ」
実業之日本社  
 平成の老人施設でまどろむ佐倉波津子に、「乙女の友・昭和十三年新年号附録 長谷川純司作」と印刷された可憐な箱が届く。昭和初期から現在へ。雑誌の附録に秘められた想いとは-。『紡』掲載等に加筆・修正。
門井 慶喜
(かどい よしのぶ)
銀河鉄道の父

講談社      受賞!
 岩手県をイーハトヴにし、銀河に鉄道を走らせた宮沢賢治。生涯夢を追い続けた賢治と、父でありすぎた父・政次郎との対立と慈愛の月日を、父の視点から描く。『小説現代』連載に、加筆、修正し単行本化。
澤田 瞳子
(さわだ とうこ)
「火定

PHP研究所
 時は天平。藤原四兄弟をはじめ寧楽の人々を死に至らしめた天然痘の蔓延を食い止めようとする医師たちと、偽りの神を祀り上げて混乱に乗じる者たち-。生と死の狭間で繰り広げられる壮大な人間絵巻。『文蔵』連載を基に書籍化。
藤崎 彩織
(ふじさき さおり)
ふたご

文藝春秋)   
 彼は、私のことを「ふたごのようだ…」と言った。私は全然そんな風には思わない。彼は、私の人生の破壊者であり、創造者だった-。とあるバンドの、結成前夜の物語。SEKAI NO OWARISaori、初小説。

 

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