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■第156回芥川賞・直木賞■

芥川賞

芥川龍之介の名を記念して、直木賞と同時に昭和10年に制定された。各新聞・雑誌(同人雑誌を含む)に発表された純文学短編作品中最も優秀なるものに呈する賞(応募方式ではない)。主に無名もしくは新進作家が対象となる。
   
受賞作品 「しんせかい(新潮2016年76月号)(新潮社)
作品紹介  19歳の山下スミトは演劇塾で学ぶため北を目指す。辿り着いた先の<谷>では、俳優や脚本家志望の若者たちが自給自足の共同生活を営んでいた…。
著者 山下 澄人(やました すみと
著者紹介
 1966年兵庫県生まれ。富良野塾2期生。劇団FICTIONを主宰。「緑のさる」で野間文芸新人賞を受賞。ほかの著書に「壁抜けの谷」「鳥の会議」など。
  
図書館で所蔵している同著者のその他の主な作品
 『砂漠ダンス
河出書房新社
 わたしは口説く、走る、コヨーテになる。雪の降る街で、静寂の砂漠で…。一人称複数視点から、人間を超え生成し続ける世界を体感する新しい小説。「果樹園」を併録。
 『緑のさる
講談社
 彼女と友達に裏切られたフリーターの「わたし」は、海に行き、不思議な出来事に遭遇する…。気鋭の劇作家が放つ、小説・世界を前提から更新する物語。第34回野間文芸新人賞受賞作。
 
今回の芥川賞候補作品
加藤 秀行(かとう ひでゆき) 「キャピタル」(文學界2016年12月号
岸 政彦(きし まさひこ) 「ビニール傘」(新潮2016年9月号
古川 真人(ふるかわ まこと) 「縫わんばならん」((新潮2016年11月号
宮内悠介(みやうち ゆうすけ) 「カブールの園」(文學界2016年10月号
山下 澄人(やました すみと)「しんせかい」(新潮2016年7月号) 受賞!
  

直木賞

直木三十五(なおき さんじゅうご)の名を記念して、芥川賞と同時に昭和10年に制定された。各新聞・雑誌(同人雑誌を含む)あるいは単行本として発表された短編および長編の大衆文芸作品中最も優秀なるものに呈する賞(応募方式ではない)。無名・新進・中堅作家が対象となる。
 
受賞作品 「蜜蜂と遠雷幻冬舎
作品紹介  3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがある。養蜂家の父とともに各地を転々とする少年・風間塵15歳。かつて天才少女としてコンクールを制覇していた栄伝亜夜20歳。音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマン高島明石28歳。優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?
著者 恩田 陸 (おんだ りく)
著者紹介
 1964年宮城県生まれ。「六番目の小夜子」でデビュー。「夜のピクニック」で吉川英治文学新人賞と本屋大賞、「中庭の出来事」で山本周五郎賞を受賞。
  
図書館で所蔵している同著者のその他の主な作品
『消滅
中央公論新社
 超巨大台風が接近し封鎖された空港で、別室に連行された11人(+1匹)。この中に、テロを計画する首謀者がいるという。閉鎖空間で緊迫の「テロリスト探し」が始まる!
EPITAPH東京』
朝日新聞社
 東日本大震災を経て、東京五輪へ。少しずつ変貌していく「東京」を舞台にした戯曲「エピタフ東京」を書きあぐねている“筆者”は、ある日、自らを吸血鬼だと名乗る謎の人物と出会い…。
『雪月花黙示録』
KADOKAWA
  高校生の蘇芳は女剣士。天才剣士のいとこ・紫風が当選確実の生徒会長選挙を控えたある日、選挙への妨害行為が相次いだ。金持ちの道博の仕業かと思ったら、「伝道者」を名乗る者が出現し…。
『夜の底は柔らかな幻 上・下』
文藝春秋
  “イロ”という特殊能力を持つ「在色者」たちが、国家権力の及ばぬ「途鎖国」の山深くに集う。殺戮の風が、次第に暴れ始める…。
『夢違』
角川書店
 ある日、夢を解析する「夢判断」を職業とする浩章のもとに、奇妙な依頼が舞い込む。各地の小学校で頻発する集団白昼夢。狂乱に陥った子供たちの「夢札」を視た浩章は、そこにある符号を見出す。
  
今回の直木賞候補作品 
冲方 丁
(うぶかた とう)
十二人の死にたい子どもたち

文藝春秋)        
 廃業した病院にやってくる、十二人の子どもたち。初対面同士の子どもたちの目的は、みんなで安楽死をすること。病院の一室で、すぐにそれは実行されるはずだった。しかし、十二人が集まった部屋のベッドにはすでに一人の少年が横たわっていた。彼は一体何者なのか、誰かが彼を殺したのではないか。このまま計画を実行してもいいのか。性格も価値観も環境も違う十二人がぶつけ合う、それぞれの死にたい理由。彼らが出す結論は―。
恩田 陸
(おんだ りく)
蜜蜂と遠雷
幻冬舎   受賞!
 3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがある。養蜂家の父とともに各地を転々とする少年・風間塵15歳。かつて天才少女としてコンクールを制覇していた栄伝亜夜20歳。音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマン高島明石28歳。優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?
垣根 涼介
(かきね りょうすけ)
室町無頼

新潮社
 応仁の乱前夜、富める者の勝手し放題でかつてなく飢える者に溢れ返った京の都。ならず者の頭目ながら骨皮道賢は権力側に食い込んで市中警護役を任され、浮浪の徒・蓮田兵衛は、ひとり生き残った用心棒を兵法者に仕立てようとし、近江の古老に預けた。兵衛は飢民を糾合し、日本史に悪名を刻む企てを画策していた……。
須賀 しのぶ
(すが しのぶ)
「また、桜の国で

(祥伝社
 ショパンの名曲『革命のエチュード』が、日本とポーランドを繋ぐ!それは、遠き国の友との約束。第二次世界大戦勃発。ナチス・ドイツに蹂躙される欧州で、“真実”を見た日本人外務書記生はいかなる“道”を選ぶのか? 
森見 登美彦
(もりみ とみひこ)
夜行

小学館)   
 私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。十年ぶりに鞍馬に集まった私たち六人は、夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。母と娘。姉と妹。男と女。ままならない関係、鮮やかな反転、そしてまさかの結末…。

 

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