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地名の読み方を調べるには(日本編)

作成者:戸田市立図書館/作成日:平成22年1月19日/同11月17日改訂

地名の読み方は、簡単なものから、なかなか読めないものまで多種多様です。地元の人であればすんなり受け容れられる読み方も、別の地域に住む人にはどうしてそう読むのかわからない、ということもあります。 そこで今回は、図書館の本を使って地名の読みを調べる方法をご紹介します。

目次
調査できる本を探す方法・戸田市立図書館編
  1.昔の地名を調べる
  2.現代の地名を調べる
  3.読めそうで読めない地名を調べる
  4.行政区画以外の集落・河川・山岳等の読み方、2万5千分の1地形図の名称を調べる
調査できる本を探す方法・埼玉県内の図書館編

調査できる本を探す

戸田市立図書館で所蔵する本を探す
  地理の基本情報を調べるための事典(辞典)・地誌類は、本館2階参考資料室に配架されています。また、1階の一般書書架にも「地理に関する本」があります。
  ●テーマの棚に行って探す
   
図書館の本には1冊ずつテーマを表す分類番号が付いており、その番号は本の背表紙に貼付されているラベルに記してあります。
また、棚の本はすべて分類番号順に書架に並んでいますので、本を探す際は、以下の分類番号を参考にしてください。
  《日本の地理に関する本を探すとき参考になる分類番号》
   
030・031 百科事典 210 日本史 290 地理・地誌
291 日本地理 517.2 河川誌 813.2 漢和辞典
    ※調べている地名が古いものは日本史辞典、河川名を調べる場合は河川誌の分類にも載っていることがあります。
     
  ●OPACで調べる
   
当館所蔵の本は、オンライン目録(OPAC)で探すことができます。
ホームページの「蔵書検索」で探す場合は、図書資料を探す画面から「一般書」にチェックを入れて検索してください。 検索は漢字表記と読みがな(カタカナ)両方可能です。
検索する際は、「地理」、「地名」といったキーワードだけでなく、「 よみかた」、「辞典」などのキーワードとかけ合わせると、目的の本が効率よく探せます。
以下に検索のヒントとなるキーワードの例をあげてみましたので参考にしてください。
    《検索キーワードの例》
   
地理(チリ)/地名(チメイ)/よみかた(ヨミカタ)/名称(メイショウ)/辞典(ジテン)/漢和辞典(カンワジテン)/日本(ニホン)/※目的となる用語:山岳(サンガク)、河川(カセン)、温泉(オンセン)など

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  例として、戸田市立図書館にはこんな本があります。
  1.昔の地名
    「漢和辞典」を使った調べ方の一例
   

『 大漢和辞典[縮写版]』  全13巻+補巻+語彙索引

  出版者

大修館書店

  出版年

1966年、2000年

  内容

漢字の音訓、意味、画数、異体字、解字、熟語などを調べられます。

  調べ方
例)「引佐」の読み方を調べてみましょう。
@ 本文に直接あたる方法(部首)
  『大漢和辞典』背表紙の所収部をたよりに、「引」の部首「弓部」の巻を探します。
  ※部首の配列は『康煕字典』(こうきじてん)によりますが、配列順だけなら、巻14p.8「部首一覧表」を参照にするとよいでしょう。ただし所収巻数は載っていません。
  ※『康煕字典』(こうきじてん)は、中国清朝の康煕55年(1716)に編纂された字書です。「字彙」「正字通」に基づいて増補され、楷書の部首画数順で引くことができます。約4万7千語を調べられる最も権威ある字書とされます。(広辞苑・大日本百科全書参照) 
  →「弓部」は3画。3画の所収巻は巻2〜巻4。巻14p.8「部首一覧表」によると、「弓部」は「宀部」より後ろ、「彳部」より前なので、「寸部」〜「心部」を収める巻4に載っていることがわかります。
  →巻4p.1〜27「巻四所載総文字 部首順による検字」で「弓部」を探します。
  →巻4p.16〜17「弓部」の中から、1画「引」を探します。
  →「引」の文字番号は「9699」、「p.684」に載っていることがわかります。
  →巻4p.684「引」を開くと、熟語はp.685〜691に載っているため、その中から「引佐」を探します。
  ※『大漢和辞典』の配列順序は字数(同字数内は五十音順)になっているため、「インサ」を探しましょう。
  →巻4p.687「引佐」より、読みは「イナサ」、姓氏や遠江国※の地名であることがわかりました。
  ※旧国名が現在のどこにあたるかは、「漢和辞典」、「国語辞典」、「百科事典」、「日本史辞典」などで調べることができます。詳しくは〈旧国名を調べるには〉のページをご覧下さい。
A 「字音索引」で調べる方法
  「引」の音は「イン」。『大漢和辞典索引』p.173〜519「字音索引」で「イン」を開きます。
  →p.179〜181「イン」の中から、4画「引」を探しましょう。※漢字の上にある算用数字は画数を表します。
  →p.179より、「引」が「巻4p.684」に載っていることがわかります。
  →巻4p.684「引」を開くと、熟語はp.685〜691に載っているため、その中から「引佐」を探します。
  ※『大漢和辞典』の配列順序は字数(同字数内は五十音順)になっているため、「インサ」を探しましょう。
  →巻4p.687「引佐」より、読みは「イナサ」、姓氏や遠江国の地名であることがわかりました。
B 「字訓索引」で調べる方法
   「引」の訓は「ひく」。『大漢和辞典索引』p.523〜751「字訓索引」の柱をたよりに「ひく」を開きます。
  →p.695「ひく」の中から、4画「引」を探します。※漢字の上にある算用数字は画数を表します。
  →p.695より、「引」が「巻4p.684」に載っていることがわかります。
  →巻4p.684「引」を開くと、熟語はp.685〜691に載っているため、その中から「引佐」を探します。
  ※『大漢和辞典』の配列順序は字数(同字数内は五十音順)になっているため、「インサ」を探しましょう。
  →巻4p.687「引佐」より、読みは「イナサ」、姓氏や遠江国の地名であることがわかりました。
C 「総画索引」で調べる方法(部首・読み方がわからない場合)
  「引」の総画数は4画。
  →『大漢和辞典索引』p.3〜170「総画索引」の柱で「四画」を探します。
  →p.3〜4「四画」の欄から「引」を探します。次に漢字の上に書かれた小文字の部首を探すと、早く該当漢字を見つけられます。
  →p.4より、「引」が「巻4p.684」に載っていることがわかります。
  →巻4p.684「引」を開くと、熟語はp.685〜691に載っているため、その中から「引佐」を探します。
  ※『大漢和辞典』の配列順序は字数(同字数内は五十音順)になっているため、「インサ」を探しましょう。
  →巻4p.687「引佐」より、読みは「イナサ」、姓氏や遠江国の地名であることがわかりました。
  請求記号

R813.2-モ-1〜15

  配置場所

本館2階参考資料室

  備考

漢和辞典の最高峰で、様々な漢字、人名、中国・日本の地名などを調べられます。ただし、日本の地名は主要地と難読のもののみ。また、『大漢和辞典』の刊行年が古いため、旧漢字、旧仮名遣いになっている点にも注意が必要です。

     
    「地名辞典」を使った調べ方の一例
   

『大日本地名辞書[増補版]』 全8巻

  出版者

冨山房

  出版年

1969〜1971年

  内容

日本各地の地名を、旧国郡の区分により配列し、その由来・史跡・地形・地名称呼などを調べられます。北海道・樺太・琉球・台湾は8巻に収録。

  調べ方
例)「奄可郷」の読み方を調べてみましょう。
@ 「漢字索引」から調べる方法 ※部首を知っていることが前提です。
  第1巻p.343「漢字索引」を開きます。
  →「奄」の部首「大」を引き、柱に書かれた漢字の中から「奄」を探します。
  →第1巻p.431より「奄可郷(隠岐)」が第3巻p.433に載っていることがわかります。
  →第3巻p.433「奄可郷」より、「奄可」を「あむか」と読むことがわかりました。
A 「国郡目次」から探す方法※所在旧国名がわかることが前提です。
  奄可郷が隠岐国の地名だとわかる場合は、第1巻「国郡目次」を開き、「隠岐国」を探します。
  →「国郡目次」p.3より、隠岐国(現在の島根県)が、第3巻「中国(山陰・山陽)」(第3巻背表紙は「中国・四国」)p.424に入っていることがわかります。
  →第3巻p.424「隠岐国」を開き、「奄可郷」を探します。
  →第3巻p.433「奄可郷」より、「奄可」を「あむか」と読むことがわかりました。
  請求記号

R291.0-ヨ-1〜8

  配置場所

本館2階参考資料室

  備考

『大日本地名辞書』(明治40年)をもとに、『大日本地名辞書余材』(大正5年)によって昭和40年に増補されました。
旧仮名遣いである点と、地名が旧国名になっている点に注意しましょう。

   

『角川日本地名大辞典』別巻U「日本地名総覧」 

  出版者

角川書店

  出版年

1990年

  内容

『角川日本地名大辞典』全47巻に掲載された項目を調べるための索引。総索引(五十音順)、郡支庁・自治体一覧、難読地名一覧(画数順)で構成されています。 

  調べ方
例)「奄可郷」の読み方を調べてみましょう。
@ 「難読地名一覧」から探す方法
  『角川日本地名大辞典』別巻U「日本地名総覧」p.2283「難読地名一覧」を開きます。
  →「難読地名一覧」は漢字の画数順に並んでいます。「奄」の総画数は8画。
  →p.2321〜「八画」の漢字から「奄」を探します。※画数の中は部首順
  →p.2323に「奄可郷」があり、「あむかのごう」と読むことがわかりました。
  請求記号

R291.0-カ-49

  配置場所

本館2階参考資料室

  備考

難読地名でない場合は「難読地名一覧」で探せません。

   

『諸本集成倭名類聚抄』本篇・外篇(日本地理志料)・索引篇

  出版者

臨川書店

  出版年

1968・1981年

  内容

『和名類聚抄』(和名抄とも)は、平安時代、源順(みなもとのしたごう)によって編纂され、近代に至るまで補足・刊行され続けた、百科辞書とも漢和辞典ともいわれるものです。写本や箋注本から、古い時代の地名の読み方・由来、事柄の読み方や意味を調べることができます。中味は漢文のため使いこなすのは難しいですが、多くの地名辞典の基本史料となっています。

  調べ方
例)「奄可郷」の読み方を調べてみましょう。
@  「地名漢字索引」から探す方法
  『諸本集成倭名類聚抄』索引篇p.179〜「地名漢字索引」を開きます。
  「地名漢字索引」は漢字の音順に並んでいるので、まずは「奄」の読みを調べます。※読める場合は次の工程は不要です。
  「漢和辞典」で調べると、「奄」の音は「エン」でした。
  p.183〜185「え」の中から、「奄」を探します。
  p.185に「奄」の候補が4つあり、「奄可(隠岐・周吉)」が、「元和古活字本」巻8p.10表に載っていることがわかります。
  『諸本集成倭名類聚抄』本篇「元和古活字本」巻8p.10表「周吉郡」内に「奄可」があり、読みは「安無加」となっています。
  「安無加」を仮名に変換すると「あむか」となります(『くずし字用例辞典』かな編等参照)。
  興味があれば、他の写本や箋注本でも確認してみましょう。→ABへ
A  「高山寺本地名仮名索引」から探す方法 ※読み方がわかれば
  『諸本集成倭名類聚抄』索引篇p.165〜「高山寺本地名仮名索引」を開きます。
  「高山寺本地名仮名索引」「あ」の中から、「あむか(奄可)」を探します。
  p.165に「阿旡加(奄可)」があり、「高山寺本p.59オ(表の意)」に載っていることがわかります。
  『諸本集成倭名類聚抄』本篇p.826「高山寺本」p.59オ「周吉郡」内に「奄可」があり、読みは「阿旡加」となっています。
  「阿旡加」を仮名に変換すると「あむか」となります(『くずし字用例辞典』かな編等参照)。
B  外篇(日本地理志料)「目次」から探す方法 ※旧国郡名がわかれば
  『諸本集成倭名類聚抄』外篇p.1〜「目次」を開きます。
  「目次」の中から「隠岐国」を探します。
  「目次」p.6「山陰道」の中に「隠岐国」がありました。
  「隠岐国」で「周吉郡」を探します。
  「周吉郡」が「外篇」p.589に載っていることがわかります。
  「外篇」p.589下段(地理志料巻44p.6裏)に周吉郡「奄可」があり、読みは「安無加」となっています。
  ※「外篇」では続けて高山寺本(阿旡加)と表記が異なる点、地名の由来、奄可郷にある村名などが書かれています。
  「安無加」を仮名に変換すると「あむか」となります(『くずし字用例辞典』かな編等参照)。
  請求記号

R813.2-ミ

  配置場所

本館2階参考資料室

  備考

『諸本集成倭名類聚抄』には、『和名類聚抄』「真福寺本」「元和古活字本」「高山寺本」と、注釈書「箋注倭名類聚抄」「日本地理志料−和名類聚抄国郡郷里部箋注−」が収録されています。索引を使う際は、収録本表記などを凡例で確認して下さい。読みがわかればそれぞれの索引・目次を使えます。

『諸本集成倭名類聚抄』は全漢文体のため、仮名も漢字表記となっています。読むためには漢字を仮名に変換する作業が必要です。

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  2.現代の地名
    「漢和辞典」を使った調べ方の一例
   

『新潮日本語漢字辞典』

  出版者

新潮社

  出版年

2007年

  内容

漢字の音訓、意味、画数、異体字、解字、熟語などを調べられます。

  調べ方
例)「都祁村」の読み方を調べてみましょう。
@ 「部首索引」から探す方法
  巻頭「部首索引」で、「都祁村」の頭字「都」の部首「おおざと(邑)部」を7画から探します。※どちらの部首も存在する場合は両方とも探します。
  →「邑(おおざと)部」がp.2250に載っていることがわかります。
  p.2250「邑(むら/おおざと)部」の掲載漢字欄から「都」を探します。部首を除いた画数は「者」8画なので、漢字の頭の算用数字「8」を見ましょう。
  8画の漢字欄より「都」がp.2257に載っていることがわかります。
  →p.2257「都」を開き、熟語の中から「都祁村」を探します。
  →p.2258「都祁」より、読みは「つげ」、「奈良市の地名」であることがわかりました。 
A 「総画索引」から探す方法
  「都祁村」の頭字「都」の画数は11画。p.119〜179「総画索引」の中から11画のページを開きます。
  →11画のページはp.137〜142まで。さらに総画数の中は部首順になっているので、小字部分で「都」の部首7画「おおざと(邑)部」を探します。
  →p.142「邑部」より、「都」の該当ページがp.2257とわかります。
  →p.2257「都」を開き、熟語の中から「都祁村」を探します。
  →p.2258「都祁」より、読みは「つげ」、「奈良市の地名」であることがわかりました。
B 「音訓索引」から探す方法
  p.19〜p.115「音訓索引」を開き、「都祁村」の頭字「都」を、音「ト」か訓「みやこ」で探します。
  →p.81「ト」(訓「みやこ」はp.104)の中から、総画数11画の「都」を探します。
  →「都」がp.2257に載っていることが分かります。
  →p.2257「都」を開き、熟語の中から「都祁村」を探します。
  →p.2258「都祁」より、読みは「つげ」、「奈良市の地名」であることがわかりました。
  請求記号

R813.2-シ

  配置場所

本館2階参考資料室

  備考

本の発行年によって、地名の表記が異なることがあります。正確な情報を知りたい時には、市町村合併で併合されていないかを調べる必要があります。市町村合併については、『地図で知る平成大合併』(平凡社、2006)、「郵便番号簿」(最新版)などで調べることができます。詳しくは〈市町村合併について調べるには〉のページをご覧下さい。

     
    「地名辞典」を使った調べ方の一例
   

『現代日本地名よみかた大辞典』 全7巻 

  出版者

日外アソシエーツ

  出版年

1985年

  内容

31万件の地名の読み方を、画数か、機械的な音読みから検索することができます。正式な読み方がわからなくても引ける優れものです。

  調べ方
例)「安曇川町」の読み方を調べてみましょう。 
@ 7巻「索引」を使って調べる方法
  7巻「索引」を開き、最初の2文字「安曇」の音「あんどん」を探します。
  →p.4「あんどん」には「安曇」が1つあり、索引番号「17256」に掲載されていることがわかります。
  →見開き「現代日本地名よみかた大辞典/編成表」で所収巻数を調べます。
  →索引番号「17256」は3巻に載っていることがわかります。
  →3巻で索引番号「17256」を探します。
  →3巻p.4179「17256」に、「安曇川町」と「安曇村」の2つが載っていました。
  →3巻p.4179「安曇川町」の読み方は「あどがわちょう」、滋賀県高島郡にある町だとわかりました。
A 本篇に直接あたる方法(画数から検討をつける)
  最初の文字「安」の画数は6画。
  →見開き「現代日本地名よみかた大辞典/編成表」で所収巻数を調べます。
  →画数の欄で6画を探すと3巻に載っていることがわかりました。
  →3巻「目次」で6画「安」を探します。
  →「目次」p.Eより、「安」がp.4162に載っていることがわかります。
  →「安」が載っているのは、3巻p.4162〜p.4179。
  →本文の配列は、画数順(総画数が同じものは部首順)なので、2字目「曇」(16画)を目安に「安曇川町」を探します。
  →3巻p.4179の所収画数は15画「養」〜19画「瀬」。ここに16画「曇」が入っていることがわかります。
  →3巻p.4179「17256 安曇川町」より、読み方は「あどがわちょう」、滋賀県高島郡にある町だとわかりました。
  請求記号

R291.0-ゲ-1〜7

  配置場所

本館2階参考資料室

  備考

刊行年時に地名が消滅している古い時代の地名は調べられません。

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  3.意外な落とし穴 〜読めそうで読めない地名〜
  名字などで普通に読める字でも、地名になると、間に「の」「が」などの助詞が隠れていることがあります。また、方言などにより、簡単には読めない地名も数多くあります。
    「地名辞典」を使った調べ方の一例
   

『 角川日本地名大辞典』  別巻U 日本地名総覧

  出版者

角川書店

  出版年

1990年

  内容

別巻U「日本地名総覧」には本編47巻の総索引(五十音順)と難読地名一覧が入っています。全ての地名を漢字検索できるわけではありませんが、難読であれば確認可能です。是非活用してみてください。また、所在都道府県と読み方がわかる場合は本編にあたると詳しい説明が見られます。

  調べ方
例)「各務原市」の読み方を調べてみましょう。
@ 「難読地名一覧」から調べる方法
  p.2283〜2369「難読地名一覧」で、総画数6画の中から「各」を探します。
  →「六画」はp.2310〜2316、「各」はp.2312にあります。
  →「各」のつく地名は「各務」(かかみ)と「各務原」(かがみがはら)の2つ。
  →「各務原」の読み方は「かがみがはら」とわかりました。
例)「中城村(沖縄県)」の読み方を調べてみましょう。
A 「難読地名一覧」と「総索引」を使った調べ方(読み方が複数ある場合)
  p.2283〜2369「難読地名一覧」で、総画数4画の中から「中」を探します。
  →「四画」はp.2296〜2302、「中」はp.2296〜2297にあります。
  → 「中城村」の2字目「城」の画数9画。p.2296の最後の文字2字目と、p.2297最初の文字2字目の画数を調べ、どちらに「城」が入るか予想します。
  →9画はp.2297。「中城」を見ると、「なかぐすく・なかのじょう・なかんじょう」と読むことがわかります。
  →候補が複数ある場合は、p.11〜2207「総索引」(五十音順)を使って、それぞれの候補地がどの都道府県にあるかを調べます。
  →p.1417「なかぐすく」と読むのは「中城村」のみで、沖縄県の地名でした。※「沖縄県」(角川地名大辞典47)p.514〜516参照。
  →p.1445「なかのじょう」と読む地名は複数ありますが、「中城」と書くのは「中城町」のみ。熊本県の地名でした。※「熊本県」(角川地名大辞典43)p.814参照。
  →p.1467「なかんじょう」は大阪府茨木市の地名でした。※「大阪府」(角川地名大辞典27)p.884参照。
  →よって、沖縄県にある「中城村」の読み方は「なかぐすくむら」とわかりました。
  請求記号

R291.0-カ-49

  配置場所

本館2階参考資料室

  備考

「難読地名一覧」は1文字目の画数順、同画数内は部首順、同字内は字数、2字目以降の画数順に配列されています。

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  4.行政区画以外の集落・河川・山岳等の読み方、2万5千分の1地形図の名称を調べるには
    「地名辞典」を使った調べ方の一例
   

『 新日本地名索引』 全3巻 (五十音篇・漢字篇上下)

  出版者

アボック社出版局

  出版年

1993年

  内容

2万5千分の1地形図に載っている約38万件の地名(行政区画名を除く集落、山岳、河川、駅)の読みと、所載2万5千分の1地形図の名称、所在県市町村名、東経・北緯を調べられます。

  調べ方
例)「伊良湖岬」の読み方を調べてみましょう。
「部首索引」と「字画索引」を使った調べ方
  見開き「部首索引」で、頭字「伊」の部首2画「人」を探します。
  →「人」は2巻(漢字篇上巻)にあり、「字画索引」p.4に候補が載っていることがわかります。
  →「字画索引」p.4「人」の漢字候補中から、「伊」を探します。
  →「伊」の文字番号は「00213」。
  →各ページ下段の文字番号と柱を見ながら、「00213」を探すと、p.634〜640に「伊」の字がつく地名が載っています。
  →p.639「伊良湖岬」によると、読み方は「いらごみさき」、愛知県(渥美郡)渥美町(平成17年10月田原市に合併)の地名とわかりました。2万5千分の1地名図「伊良湖岬」にあり。
  請求記号

R291.0-シ-1〜3

  配置場所

本館2階参考資料室

  備考

凡例「5.地名のよみ」に、「a.地名のよみは採録した学生がつけ、その結果を私の判断により修正した。識者の校閲を経たものではない。(中略)c.「正しいよみ」を選ぶ努力はしていない」とあるため、可能であれば別の資料での確認が必要です。

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戸田市立図書館で所蔵していない本を探す。
  戸田市立図書館に所蔵がなくても、埼玉県内の他の図書館にある別の本などで情報を得られる場合があります。あきらめないで複数の資料を見比べてみましょう。
  県内所蔵状況を調べる(横断検索を使う)。
   

埼玉県内公共図書館等横断検索

  アドレス

 http://cross.lib.pref.saitama.jp/

  調べられること

埼玉県内公共図書館、大学図書館、県施設の蔵書検索を一度にできます。

  検索方法
@ 書名の欄に書名、キーワード等を入力後、相互貸借館を「全て」にして検索。※書名が不確かな場合は、キーワードを入力しましょう。
A 書名と所蔵館を確認。
注意点 ※横断検索後、貸出を希望される方は、当館ホームページ「埼玉県内横断検索」のページ下「横断検索で検索した資料を借りたい時は…」をご覧ください。

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