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暦・年号について調べるには(日本編)

作成者:戸田市立図書館/作成日:平成22年6月9日/同年11月17日改訂
みなさんは、歴史の教科書や時代小説の中で、古い時代の年号を目にしたことがあると思います。そこに西暦が載っていればいつ頃のことか想像もつきますが、いざ本から離れてしまうといつのことかわからなくなりませんか。そこで今回は、我々にとって身近な年号の調べ方についてご紹介します。
目次
調査できる本を探す方法・戸田市立図書館編
  日本の年号を調べる
1.年号(和暦)の読み方を調べるには
2.年号(和暦)を西暦になおすには
  3.時代・天皇の名前を調べるには
  4.改元日を調べるには
  5.干支・閏月・大の月・節気を調べるには
  6.その年のできごとを調べるには
  7.曜日を調べるには

調査できる本を探す

戸田市立図書館で所蔵する本を探す
  日本史の基本情報を調べるための事典(辞典)、暦に関する資料は、本館2階参考資料室にあります。また、1階の一般書書架にも「歴史に関する本」「暦に関する本」があります。
  ●テーマの棚に行って探す。
   
図書館の本には1冊ずつテーマを表す分類記号が付いており、その記号は本の背表紙に貼付されているラベルに記してあります。
また、棚の本は分類記号順に書架に並んでいますので、本を探すときは、以下の分類記号を参考にしてください。※別置されている本もあります。
  《暦・年号を調べるとき参考になる分類記号》
   
030・031 百科事典 210 日本史 813.1 国語辞典
059 年鑑 449 時法・暦学 813.2 漢和辞典
    現代の元号(昭和・平成など)は、年鑑や新聞で詳しい情報や背景を調べることができます。
     
  ●OPACで調べる。
   
当館所蔵の本は、オンライン目録(OPAC)で探すことができます。
ホームページの「蔵書検索」で探す場合は、図書資料を探す画面から「一般書」にチェックを入れて検索してください。 検索は漢字表記と読みがな(カタカナ)の両方可能です。
検索するときは、「日本史」「年号」「暦」といったキーワードに、「事典(辞典)」「年表」「年鑑」などを加えると、目的の本を効率よく探せます。
以下に検索のヒントとなるキーワードの例をあげてみましたので参考にしてください。
    《検索キーワードの一例》
   
日本史(ニホンシ)/漢和辞典(カンワジテン)/国語辞典(コクゴジテン)/辞典(ジテン)/暦(コヨミ・レキ)/年表(ネンピョウ)/年鑑(ネンカン)など

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    《年号を調べるとき出てくる用語》
干支(カンシ) えと。兄弟のこと。十干(ジッカン)と十二支(ジュウニシ)を順番に組み合わせ、60回で一週します。年や日数を表します。中国の殷代に始まり、漢代には干支紀年法が一般化しました。
閏月(ジュンゲツ) うるう月。陰暦で閏年には同じ月が二度あり、その二度目の月をさします。
二十四節気(ニジュウシセッキ) 二十四気(ニジュシキ)。1年の気候をいいます。15日を一気、1ヵ月を二気、1年を二十四気とします。中国漢代に制定されました。立春・雨水・春分・夏至・立秋・立冬・大寒など。
大の月(ダイノツキ)※大月(ダイゲツ) 1・3・5・7・8・10・12月をいいます。日数が31日ある月。陰暦では30日ある月。
小の月(ショウノツキ)※小月(ショウゲツ) 陰暦で日数29日の月。陽暦では30日の月。大月(ダイゲツ)の対。
皇紀(コウキ) 我が国では明治5年、神武天皇即位の年を紀元元年とし、これを皇紀と呼びました。※「紀元」項目1参照。/神武天皇の即位年は紀元前660年に当たるとされます(広辞苑等)。
※『大漢和辞典』巻1・3・4・8・11(大修館書店、1966)を主に、『広辞苑(第6版)』(岩波書店、2008)・『角川日本史辞典』(角川書店、1996)などを参照。
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  例えば、戸田市立図書館にはこんな本があります。
〜日本の年号を調べるための本(一例)〜
日本には独自の年号(元号・和暦とも)があります。漢の武帝の建元元年(前140)に元号ができてから、中国・朝鮮・日本に普及しましたが、現在では日本に残るだけとなりました。日本最初の年号は645年の「大化」です。明治時代以降、天皇の名前を冠した年号となりましたが(一世一元)、江戸時代までは様々な理由で頻繁に年号が変更されました。
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  1.年号(和暦)の読み方を調べるには
    漢字がわかっても、読み方がわからないと、なかなか年号にたどりつけません。そんなときは「漢和辞典」や「日本史辞典」にあたってみましょう。
    たとえば、「暦応」の読み方を調べるには下記の参考資料が便利です。
書名 掲載ページ/検索のヒント 出版社 出版年 分類記号
新潮日本語漢字辞典 p.1054「暦応」…りゃくおう・れきおう 新潮社 2007 R813.2-シ
大漢和辞典
全13巻(巻13は索引)+語彙索引+補巻
巻5p.935「暦応」…リャクオウ※「暦」の旧字体(日部12画)に掲載。 大修館書店 1966・2000 R813.2-ダ-5
角川日本史辞典 巻末「年号索引」※漢音の五十音順/「暦応」…りゃくおう 角川書店 1996 R210.0-カ
日本史年表・地図 p.64「年号表」※時代別配列。年号の読み方と西暦がわかります。/(北朝)暦応…リャクオウ 吉川弘文館 2008 R210.0-ニ
日本史必携 p.112〜113「年号」※五十音順。読みは『国史大辞典』の項目による。/p.112「暦応」…りゃくおう 吉川弘文館 2006 R210.0-ニ
※『大漢和辞典』はいわば漢和辞典の王様です。漢字を詳しく調べることができますが、刊行年が古いため、正字・旧字体・旧仮名遣いで構成されており、引くのに少しコツがいります。詳しくは「大漢和辞典」の引き方のページをご覧ください。

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  2.年号(和暦)を西暦になおすには
    調べている年号が西暦何年にあたるのかを調べるには下記の参考資料が便利です。
    たとえば、「暦応」は西暦何年でしょう。
   
書名 掲載ページ/検索のヒント 出版社 出版年 分類記号
角川日本史辞典 巻末「年号索引」/「暦応」…1338〜1342年。 角川書店 1996 R210.0-カ
日本史年表・地図 p.64「年号表」時代別配列。年号の読み方と西暦がわかります。/(北朝)暦応…1338〜1341年 吉川弘文館 2008 R210.0-ニ
日本史必携 p.112〜113「年号」五十音順。読みは『国史大辞典』の項目により、西暦は改元の年を含みます。/p.112「暦応(りゃくおう)」…1338〜1342年 吉川弘文館 2006 R210.0-ニ
p.114〜115「私年号」※読みなし。相当年次を記載しているため、前ページ「年号を利用のこと。
広辞苑 第6版 特定の年号があれば調べられます。/p.2952「暦応」…1338年8月25日(現在の10月11日)〜1342年4月27日(現在の6月1日) 岩波書店 2008 R813.1-コ
新潮日本語漢字辞典 特定の年号があれば調べられます。/p.1054「暦応」…1338年8月28日〜1342年4月27日。 新潮社 2007 R813.2-シ
大漢和辞典
全13巻(巻13は索引)+語彙索引+補巻
特定の年号があれば調べられます。/巻5p.935「暦応」…1338〜1342年 大修館書店 1966・2000 R813.2-ダ-1〜13

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  3.時代・天皇の名前を調べるには
調べている年号が、何時代に使われていたものか、何天皇の御世なのか知りたいときは下記の参考資料が便利です。
たとえば、「暦応」は何天皇の時代の年号なのでしょうか。
書名 掲載ページ/検索のヒント 出版社 出版年 分類記号
総合百科事典ポプラディア 12 西暦か時代がわかれば調べられます。/p.100〜101「元号と西暦」…暦応は北朝・光明天皇の年号。 ポプラ社 2002 R031-ソ-12
日本史必携 p.2〜111「年代表・年表」※前400〜2005年までの時代、天皇名(項目があるのは1899年まで。1900年以降は内閣に変更)を調べられます。/p.63〜64暦応年間の「天皇北朝」欄…光明天皇 吉川弘文館 2006 R210.0-ニ
新潮日本語漢字辞典 特定の年号があれば調べられます。/p.1054「暦応」…北朝の光明天皇の時の年号。 新潮社 2007 R813.2-シ
大漢和辞典
全13巻(巻13は索引)+語彙索引+補巻
特定の年号があれば調べられます。/巻5p.935「暦応」…北朝第二代光明院の年号。 大修館書店 1966・2000 R813.2-ダ-1〜13

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  .改元日を調べるには
    改元の日付を調べるには下記の参考資料が便利です。
    たとえば、「暦応元年」がいつから始まるのか調べてみましょう。
書名 掲載ページ/検索のヒント 出版社 出版年 分類記号
日本史必携 p.2〜111「年代表・年表」※紀元前400〜2005年までの改元日を調べられます。/p.63年号北朝「暦応(元年)」…1338年8月28日から。 吉川弘文館 2006 R210.0-ニ
新国史大年表  第1〜6巻。現在刊行中 西暦がわかれば調べられます。/第3巻p.294「1338(閏年)/北朝暦応元年」…1338年8月28日から。 国書刊行会 2007 R210.0-ニ-1〜6
角川新版日本史辞典 p.1434〜1468「付録/年表」8年〜1996年までを掲載。/p.1449「1338」…8月28日改元。 角川書店 1997 R210.0-カ
読史備要(トクシビヨウ) p.1〜260「年表」で紀元前660から1940年までを掲載。※紀元=皇紀のため、耶蘇紀元を参照のこと/p.200耶蘇紀元「一三三八」…暦応元年は1338年8月28日改元。 東京大学史料編纂所 1966 R210.0-ド
広辞苑 第6版 特定の年号があれば調べられます。/p.2952「暦応」…1338年8月25日(現在の10月11日)から。 岩波書店 2008 R813.1-コ
※『読史備要』は昭和8年(1933)に発行された日本史資料集です。内容については「読史備要」のページをご覧下さい。

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5.干支・閏月・大の月・節気を調べるには
その年の干支・閏月・大の月などを調べるには下記の参考資料が便利です。
たとえば、「暦応元年(1338)」の干支と、閏月の有無、大の月を調べてみましょう。
書名 掲載ページ/検索のヒント 出版社 出版年 分類記号
日本史必携 p.2〜111「年代表・年表」:紀元前400〜2005年までの干支・大小月・閏月を調べられます。/p.63「暦応」…干支は戊寅。閏月は7月。大の月は1・3・5・8・9・11・12月。 吉川弘文館 2006 R210.0-ニ
新国史大年表  第1〜6巻。現在刊行中 天皇、上皇・和暦・干支・皇紀・中国年号・朝鮮年号・大小月と干支を掲載。/第3巻p.294「1338(閏年)/南朝延元3年/北朝暦応元年」…干支は戊寅(つちのえとら)。閏月は7月。大の月は1・3・5・8・9・11・12月。 国書刊行会 2007 R210.0-ニ-1〜6
読史備要(トクシビヨウ) p.1〜260「年表」で紀元前660から1940年までを掲載。※紀元=皇紀のため、耶蘇紀元を参照のこと/p.200耶蘇紀元「一三三八」…暦応元年の干支は戊寅。閏月は7月。大の月は1・3・5・8・9・11・12月。 東京大学史料編纂所 1966 R210.0-ド
日本暦日便覧
上・下巻/索引篇増補篇
下巻p.663「暦応元年/延元3年(A.D1338)」…干支は戊寅。大の月は正月・3・5・8・9・11・12月。閏月は7月。※日々の干支・節気・年間日数もわかります。 汲古書院 1990 R449.8-ニ
※干支、閏月だけでよければ、「日本史辞典」でも対応できます。

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6.その年のできごとを調べるには
書名 掲載ページ/検索のヒント 出版社 出版年 分類記号
新国史大年表  第1〜6巻。現在刊行中 政治・経済、社会、文化別に主なできごとを掲載しています。 国書刊行会 2007 R210.0-ニ-1〜6
読史備要(トクシビヨウ) p.261〜446「重要事項」神武天皇から昭和天皇(昭和6年)までのできごとを掲載しています。 東京大学史料編纂所 1966 R210.0-ド
日本史総合年表 紀元前3万5000年から2004年までのおもなできごとを調べられます。西暦、和暦、干支、閏月、天皇名、大臣・将軍名(時の権力者)、大日本史料の所収巻数、中国・朝鮮の元号あり。 吉川弘文館 2005 R210.0-ニ
読売年鑑 
昭和56年〜現在刊行中
本冊と別冊の2冊組。標題の前年(例:2010年版なら2009年のこと)のできごとを掲載しています。 読売新聞社 2010 R059-ヨ-10

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7.曜日を調べるには
書名 掲載ページ/検索のヒント 出版社 出版年 分類記号
20世紀暦 1873年から2000年までの曜日、干支、祝祭日、二十四節気、雑節、旧暦、おもな出来事が載っています。続編に『21世紀暦』があります。 日外アソシエーツ 1998 R449.8-ニ
日本暦西暦月日対照表(ニホンレキセイレキツキヒタイショウヒョウ) 天正10年(1582)から明治5年(1872)までの干支、旧・新暦の対照、曜日が載っています。 日外アソシエーツ 1987 R449.8-ニ

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※本の性質上、編集・発行年月日以後の変更点は載っていません。ついつい忘れがちですが、奥付の出版年や凡例(本の使い方)を見る癖をつけると安心です。

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