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これまでの「この本」

-2017年7〜12月-

10/1
油絵わかりやすい混色教室

鈴木輝實
/著

グラフィック社

724.3/
 今回ご紹介するのは、油絵の本です。この本は、油絵の入門書というよりは、油絵の色づくりを中心にした本になっています。油絵具の特徴から、よく使われる色を基本にした絵具の混ぜ方によってできる色の種類などがわかりやすく紹介されています。加えて、できた色がどのような静物画や風景画に適しているのかも具体的に解説されています。
 水彩画は、絵具の色や水の量を間違えると、すぐに絵が濁ってしまい、なかなか修正が効きません。油絵はその逆で、色を加えていくことで調整・修正が効くという面白い画材です。色を加えていくことで、新たな色を発見できるかもしれません。
 絵を描く上で難しいのが、色の置き方や混ぜ方。でも、この本を読めば、きっとそんなに難しくないと思えるはずです。油絵が初めてのひとでも失敗を恐れることはありません。
 今年の秋は、油絵で自分だけのオリジナルカラーを見つける、そんな芸術の秋を過ごしてみませんか?
9/15
幕末歴史散歩(東京篇)

一坂太郎/著

中央公論新社

210.58/イ
 今回紹介するのは、少し古い本ですが、新書版ですので携帯し、散策するにはベストサイズな本です。
 来年の平成30年は、明治維新から数えて150年の節目の年に当たります。筆者は、山口県の萩市において、博物館の学芸員などをする幕末維新史の歴史家として有名な方です。
 この本は、都内にある幕末維新史の舞台を追いながら、その歴史、史跡とエピソードなどを余すところなく紹介しています。
 また、歴史的な有名人のお墓なども紹介していますので、このお彼岸の時期に先人の偉業を確認し、手をあわせてみるのもいかがでしょうか。
  とにもかくにも東京は、戸田市から荒川を挟んで近距離にあります。気が向いた時に本を片手に散策するのも楽しいものです。
 都内の散策が終わったら・・・・姉妹シリーズで幕末歴史散歩(京阪神篇)もありますので、旅のお供にぜひ利用してください。おすすめです。
9/1
絶対おいしいキャンプごはん

ワタナベマキ

オレンジページ

596.4/
 今回は、夏から秋にかけてバーベーキューやキャンプを近場や行楽地などで楽しむ方が増えると思いますので、キャンプごはんの秘訣がわかる本を紹介します。
 レシピ本ではありますが、パエリアや焼きそばなどおいしい料理が満載の子供から大人まで楽しめる1冊です。
 どうぞ、本を手に取りご覧ください。
 おいしいキャンプ料理で楽しいひと時となることでしょう。
8/15
なぜ蚊は人を襲うのか

嘉糠洋隆/著

岩波書店

498.69/
 この時期、耳元で不快な音をさせたり、吸血し、かゆみを残して私たちを悩ませる蚊たち。そんな蚊の生態について詳しく書かれている本をご紹介します。
 筆者は衛生動物学・寄生虫の研究者で、本書では蚊の生態について、実験データを踏まえながら説明しています。吸血している蚊はオスと交配したメスのみという事実や、蚊の種類によって昼夜の活動時間帯が異なる、蚊が吸血対象の服の色を識別していて、色によって3倍から4倍の差があるなど、興味深い生態を知ることができます。
 蚊は病原体の有力な媒介者であり、注意すべき存在でもあります。
 何万匹もの蚊を飼育している、蚊のエキスパートによって書かれた本を読んで、私たちの日常生活での蚊に対する新たな防衛策を見つけてみませんか?
8/1
かいけつゾロリぴあ

ぴあ

910.26/ハラ
 子供達に人気の『かいけつゾロリ』シリーズが今年で30周年を迎え、作品数は60作を超えました。「ゾロリの本を小さい頃に読んでいた!」という人ももう大人です。
 30周年を記念して作られたこの本にはゾロリシリーズの魅力がぎっしりと詰まっています。ゾロリやイシシ、ノシシをはじめとするお馴染みのキャラクターからレアキャラクターの紹介や、作中の細々した仕掛けや各巻の解説などが詳しく解説されています。
 ゾロリを読んだことのある人は「あ!これ知ってる!」と懐かしく思うのではないでしょうか。現在ゾロリが大好きなお子さんにも楽しめる1冊です。
7/15
生きものの持ちかた
その道のプロに聞く

松橋利光/著

大和書房

480.4/マ
  犬や猫を正しく持てていますか?ペットのインコやハムスターなど「こう持つと教わった」という生きもの良いのですが、バッタやトカゲの持ち方を知っていますか?ザリガニやチョウチョは?
 これらの生き物を子供の頃に捕まえたことのある人は何となく持てるかもしれません。しかし経験のない人や苦手の人も多いと思います。先日とある男の子のお母さんが、「昆虫が苦手で触ったことがない。子供が好きなのだけど持ち方が分からない。」と話していました。
 夏は新たな生きものとの出会いもありそうです。持ったことがないから子供に教えられない、初めて触る種類だから分からない。そんな時にお勧めしたいのがこの本です。
 著者は動物カメラマンで色々な生きものと接してきているそうです。ここでは身近なカブトムシやトンボなどの昆虫から、ハリネズミなど珍しい生きものまでその様々な持ち方を紹介しています。中には「絶対に持ちたくない!」と思ってしまう生きものもいますが、本で見るだけなら苦手な人も大丈夫かもしれません。読んだら誰かに「この生きものの持ちかた知ってる?」と話したくなる1冊です。
7/1
日本のレトロびん
明治初期から平成までのレアコレクション

平成ボトル倶楽部/監修

グラフィック社

573.57/ニ
 ガラスびんは江戸時代にオランダから輸入されはじめましたが、日本に広く伝わったのはペリー来航がきっかけと言われています。それ以来作られるようになった国産びんは、試行錯誤をくりかえすなかで様々な形が作られていきました。
 この本では、明治初期から平成までの、飲料、薬品、化粧品、文房具などに使われた、日本のびんをオールカラーで紹介しています。日本のガラスびんの歴史、びんづくりの基本工程もわかり、大変ためになる知識の他に、宝探しのような「ボトルディギング」というガラスびんの集め方、会長のガラスびんの並べ方など、隠しきれない愛が盛り込まれた本です。
 「職人芸と稚拙な成形技術が産んだレトロびんの魅力」に取りつかれた平成ボトル倶楽部による渾身の一冊をどうぞご覧ください。


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