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■図書館の業務と概要■

1.資料の収集

  本館一般書
    本館一般書の収集にあたっては、知識の分類でいう10部門を網羅的に収集しているが、利用要求の多い部門である文学書(小説)の選択が量的には多い。次には、法律・経済・教育などの社会科学部門が多い。

平成17年より「ビジネス書コーナー」を開設したことにより、現在ではビジネス・就職関係の本も積極的に収集している。

また、中央館としての資料の充実を図るため、分室では要望に応えにくい高額な本や専門書などの収集にも努力している。

なお、郷土博物館との複合施設であることから、日本の歴史・民俗に関する図書の収集にも配慮している。

  本館児童書
    幼児・児童が本に親しむのに適した絵本や物語を中心に収集している。新刊書だけではなく、傷みのひどくなった図書の買い換えや利用度の高い図書の複数冊の購入にも努めている。

また、ここ数年、小学校への団体貸出が増加していることから、よく出される要望のテーマや調べ物学習に役立つ図書の収集を図っている。

  参考資料・郷土資料
    本館の参考・郷土部門では、調査研究に必要な各種の事典・白書・統計・年鑑などの参考図書や郷土資料の収集に努めている。
特に戸田市関係資料の収集は、力を入れ行っている。
  分室
    分室では、それぞれの規模や利用状況に応じた図書の収集に努めているが、利用者の大半が主婦や児童、高齢者が多いことから、一般書は利用度の高い小説、家庭家事関係書、旅行ガイド、医療など実用書を中心に選び、児童書は絵本、物語の収集が主となっている。
       
2.貸出業務
  @貸出
    図書館の基本的な業務は、知識や情報を求める図書館利用者に対し、公平に自由に、そして積極的に資料の提供を行うことだといわれている。この基本的な業務をもっとも端的に実現するのが貸出業務である。

資料の貸出利用ができる人は、戸田市民及び戸田市内の事業所、学校に在勤、在学する者、並びに蕨市・川口市・草加市・さいたま市・朝霞市・和光市・東京都板橋区・東京都北区在住の方で、貸出券は本館・分室・配本所共通で使える。

図書資料・視聴覚資料、合わせて1人10点まで15日間の貸出をしている。

また、平成18年10月より本館に導入した自動貸出機の利用については、貸出手続が簡単にできることから利用者に好評を得ている。

       
  A登録
    資料の貸出を利用する人には、申込書を書いてもらい貸出券を発行している。申込書の内容はコンピュータに入力し、管理する。
       
  Bリクエスト
    貸出に付随する業務で、利用者の求める資料が他の館(室)に在庫、あるいは貸出中、未所蔵の場合に、その資料要求に応えるのがリクエストサービスである。

資料はコンピュータによる管理のため、在庫資料や返却資料を効率よく把握し、提供することができる。

未所蔵の図書資料や書誌データにない資料の場合は、購入、あるいは次項で記している相互協力により、希望の図書資料を提供できるよう努めている。

また、パスワードを登録した利用者は、OPAC(利用者蔵書検索端末)及びインターネットを利用して自宅パソコンから所蔵資料の予約手続きができる。
平成19年度からはメールアドレスを登録することで、予約資料の取置き連絡を電子メールで受け取ることができるようになった。同時に、携帯電話からの蔵書の検索や予約手続ができる携帯用サイトも開設。これにより、リクエストの受付件数は増加の一途をたどっている。

平成22年6月からは、リクエスト受付件数の上限を30件までとしている。

       
  C相互協力
    リクエストされた資料が、自館で用意できない場合は他館から借受け、反対に他館の要請により貸出すことを、資料の「相互協力」といい、図書館間の協力活動の中心となっている。

平成18年より、埼玉県内公共図書館の蔵書が一斉に検索できる「横断検索システム」ができたことにより資料貸借の依頼が早くなり、貸出・借受とも高い水準を維持している。

この相互協力は、県立図書館が所蔵調査や資料運搬の要となっていて、県の協力車が毎週1回当館に立ち寄り、資料や文書の受け渡しをしている。

また、県内の図書館で都合がつかなかった場合は、国立国会図書館から借受けることもある。

このほか、利用者からの調査相談についても、当館で解決できない場合は、県立図書館等に照会、または紹介という形で協力を依頼している。

       

3.児童奉仕

  図書館では、こどもたちに読書の楽しみや喜びを知ってもらうために、児童に対する奉仕を重視している。

本館では、こどもと本を結びつけるおはなし会として、毎週水曜日と、第2・第3土曜日に「おはなし玉手箱」を、毎月第1金曜日には2・3歳児と親を対象とした「ととけっこの部屋」を、毎月第4土曜日にはストーリーテリングを主とする「おはなしの部屋」を開催している。

おはなし会を実施するのは、おはなしボランティア養成講座を受講したボランティアと児童奉仕担当職員である。

また、児童書の紹介紙「ブックリばこ」を毎月テーマを決めて発行し、そのテーマに関する本を集めた展示コーナーを設けている。

その他、児童向け館報「わいわいだより」を年2回 、毎年4月には新1年生向けリーフレット「おめでとう!いちねんせい 本はみんなのともだち」を発行して、関連本を展示コーナーに集めている。

さらに、平成23年6月からは、「新しい絵本のリスト」を発行し、配本所に設置している。

平成7年度から学校との連携サービスを開始し、ここ数年、学級への団体貸出が急増している。

       

4.レファレンスサービス・複写サービス業務

  レファレンスサービス(参考調査業務)は、図書館利用者が何らかの情報や資料を求めようとするとき、図書館を効率的に利用できるよう、職員が援助するサービスである。

つまり、日常の生活や仕事上で生じた疑問や質問をもった利用者から、調査相談(口頭、文書、電話、メールのいずれでも可)があると、職員が資料の利用方法を説明したり、問題解決に役立つ図書資料や各種データベース等の情報を提供したり、これらを使って回答するものである。

ただし、宿題・クイズの解答、法律相談、医療相談、古美術品などの鑑定は受け付けず、参考文献の提示にとどめる。

なお、レファレンスカウンターでは、戸田市を中心とした郷土資料の収集、整備も積極的に行っている。また、インターネットによる各種データベース情報等の活用を促進し、レファレンスサービスの向上を図っている。

複写サービスにおいては、平成19年にカラーコピー機の導入及び複写サービス取扱要項の改正により、カラーコピーができるようになった。また、複写が認められた他館借受資料や市が契約しているインターネットデータベース情報等の複写もできるようになっている。

   

5.障害者奉仕

  図書館は資料を求めるすべての人に公平に提供する責務があり、何らかの障害により図書館利用が困難な人に対しても、その読書や学習活動に応えるよう努めなければならない。

当館における障害者奉仕は、現時点では視覚障害者への奉仕業務を主とし、要望のあった図書や雑誌、広報等の朗読録音資料の作製と貸出、市販カセットテープの貸出、点字図書や点字雑誌の収集と貸出である。

中でも録音資料の利用が多く、「戸田市朗読の会」の朗読ボランティアによる録音資料の作製は多大な力となっている。

平成18年度より従来のカセットテープへの録音ではなく「デイジー」と呼ばれるCDへの録音を開始。今後はデイジーの再生機の普及に伴い、デイジーの貸出の増加が予想される。

障害者に対する施設面の対応としては、道路から入り口までの点字ブロック、身障者用トイレ、対面朗読室などを設けている。また、弱視者用に大活字本、拡大読書機を備えている。

   
6.集会行事
  当館の集会行事の中心は、専門家を講師に招いて開催する講座・講習会と、児童を対象としたおはなし会、子ども映画会である。

また、平成21年度からは、図書館をより身近で利用しやすいものとしていただけるように、図書館探検ツアーを開催している。また、小学生を対象にしたレファレンス講座も開催している。

なお、講座の内容については、「活動報告」のページに写真付の報告があるので、そちらをご覧ください。
   
7.広報活動
  図書館の広報、発行物は次の通りである。
    「わいわいだより」(昭和59年12月創刊)
      児童向け図書館報。年2回発行。
    「ブックリばこ」(昭和60年12月創刊)
      児童書の紹介。テーマを決め、6冊の本のあらすじをまとめている。毎月1回発行。
    「あたらしい本」(昭和59年10月創刊)
      本館で新しく受け入れた一般書の一部を紹介するリスト。毎月1回発行。
    「ラブラブライブラリー」(平成10年10月創刊、平成25年1月から休刊)
      中高生など青少年を対象とした本の紹介。偶数月年6回発行。
    「おめでとう!いちねんせい 本はみんなのともだち」(平成11年4月創刊)
      小学校新1年生向き図書の紹介リーフレット。毎年4月、年1回発行。
    「レファレンスだより」(平成18年4月創刊)
      レファレンスサービスについての広報紙。偶数月年6回発行。
     「マタニティママと赤ちゃんの小箱」(平成23年4月創刊)
       マタニティ向けブックスタート用の冊子を母子手帳発行時に配布。随時発行。
     「新しい絵本のリスト」(平成23年6月創刊)
      本館で新しく受け入れた児童書の一部を紹介するリスト。偶数月6回発行。
   
8.視聴覚ライブラリー
  視聴覚ライブラリーは、学校教育や社会教育の現場で必要とされる視聴覚機材・教材を集中的に保管し、教育現場の求めに応じてこれらの貸出しを行う機関で、次のような機能がある。
    @視聴覚情報・視聴覚教材の管理・・・教材の収集、機材の保管
    A機材・教材の供給・・・機材・教材の貸出
    Bその他のサービス・・・視聴覚資料の提供
  ※貸出利用が受けられるのは市内に所在する機関、団体であり、
  個人への貸出はしていない。
   
9.ブックスタート
  赤ちゃんの健やかな成長を願って、毎月1回、福祉保健センターで実施している「4ヶ月児健診」に訪れた赤ちゃんと保護者を対象に、平成14年度から始めた事業である。

健診日に図書館職員が同センターに出向き、健診を終えた親子に対し、「身近な人から優しく語りかけることにより、赤ちゃんは愛情を感じ、満足し、人への信頼を育んでゆくということから、その“ことば掛け”の一つとして絵本を読んで一緒に楽しむひとときをもちましょう」というブックスタートの趣旨を説明し、絵本の読み聞かせを実演、絵本を贈呈している。

 以上の業務に対する実績は、活動報告および各種統計をご覧ください。

また、詳しい業務内容は図書館要覧でご覧いただけます。

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